30年前
小さな私は
自分の一部を箱に閉じ込め
鍵をかけた
気付けばその鍵は
どこかへ行ってしまった
20年前
自分の一部を箱に閉じ込めていることに気付き
私は鍵を探し始めた
10年前
その鍵を見つけてくれた人が出現した
私はずっと 気付かずに
鍵を自分で握っていたらしい
そして私はまた、わざと遠いところに
鍵を置き去りにしてしまった
今日、私は
その鍵をしっかりと右手に握り締めている
箱を開けてみようという決意と共に
もし途中で怖くなったら
止めてもいい
自分でかけた鍵は
いつだって自分で外すことが出来るのだ
箱の中にいるのはきっと
生まれたままの姿で笑う天使
私のなかの叡智
外側の時間が増えれば増えるほど
内側の時間が擦り減っていくように
目に見えるものしか見ないでいると
精神（スピリット）がどこかへ消えてしまう
精神（スピリット）の欠けた生など
生ではない
権威という名の下に蔓延する
この知的怠惰
日々変わっていくことを知るから
楽しいのだ
心が喜ぶから
知ることが楽しいのだ
知識は人のために役立ってこそ
初めて命を取り戻す
子供は親よりも賢い
常に目覚めているから
私たちは最初から何でも知っているのだ
だから
求めなければ
全てが与えられる
孤独な群衆が追い求めるのはいつも
MONEY POWER NAME
だから脱け出そう
The key to my my heart
心の鍵を外して
自己紹介
- mukanmon
- 日々の気付き、哲学、思考、自身の内面の変化、経験、影響を受けた人や物事、読んだ本、友人との対話、などなどについて、つれづれと綴っていきたいです。このままずっとINSPIRINGな日々が続くことを祈りつつ！
2 件のコメント:
こんばんは。久々のコメントです。
毎回読んでいて思うのですが、mukanmonさんの独自性あふれる世界観がますます際立っていきますね。
「外側の時間が増えれば増えるほど
内側の時間が擦り減っていくように」というのには共感できます。
多くの現代人は今まさにその病にとりつかれているようでなりません。自分の内面と向き合う大切な時間を削って、多大なエネルギーと時間を外側に向かって費やしている。でもそれは何のために？
結局それは自分自身をおのずと封印し続けて偽りの誰か他人を演じている、または生きているのに他ならないように思います。
早くそれに気づいて心の鍵をはずして必ず自分の中にあるスピリットを取り戻さなければいけない・・・
chofushimnさん、コメントありがとうございます。
私は老荘思想みたいなものが多分好きなので、いつも話しが極端になってしまうんですよね。（笑）
例えば、植物などは、自分が有用であろうとか、何かに役立ちたいとか考えず、ただ自分の生を謙虚にまっとうする、それが一番地球のためになっているというか、そのままで完璧、というか。。そういう感じに憧れるのです。
遺伝子的にも、生命って”多様”だから存続している感じしますよね。人間の勝手な判断でいろいろ排除していったら、どんどん弱くなってしまう。
例えばある障害のある人たちの遺伝子は、絶対マラリアに罹らないとか、そういう話を聞いたことがあります。
自分のなかに巣食う、根本的な無価値感を癒したいなと思っています。
どうしても、何かにとって誰かにとって有用であろうしてしまうので（評価を求める）。
難しいですけど。こういう集合意識（？）から脱け出すのは。
でも、自分のスピリットにより忠実であるためには、頑張らなきゃ。それが私の本当に生きる意味ですから！
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