2009年6月28日日曜日

そらと太陽

大きな虹が現れた

5月の満月の 前日

早朝に

疲れきった体で

確かに 嵐の音を聞いた

その朝 生まれてきたのは

私の太陽

私の そらに

初めて 太陽が顔を出した日

この日が来ることは

幼い頃から知っていたような気がする

なぜなら

私のなかの子供は

いつだってクレヨンを握り締めて

白い画用紙に

空や太陽を

力いっぱい

描いていたから

色も形も無限に存在する

私の空に 私の太陽

あなたの空には あなたの太陽

色も形も何もかも

違っていて それで良い

ただ

私のなかの子供が

あなたのなかの子供が

これからも好きなだけ

自由に夢を描くことが出来ますように

そんな風に思った

早朝の嵐を聞きながら

いつも空には太陽が

守っているようで守られている

私の そらと太陽と

守っているのか 守られているのか

あなたの空には あなたの太陽が