2009年7月4日土曜日

つれづれに

2年前 セドナへの旅の途中に読んでいた

河合隼雄さんの”ナバホへの旅 たましいの風景”(朝日文庫)

今朝、ふと気になってパラパラっと読み返しています。

開いたページが、きっと今の私へのメッセージ。

ナバホのメディスンマンは、儀式や治療のために、チベット仏教のマンダラのような

砂絵を描くのだそうです。

ナバホにとっても、チベットの人にとっても、自己と宇宙の調和、が重要なテーマ。

これはすべての人にとって、そうだと思いますが。

マンダラに表現される、全体性と調和。

全体と一部、一部と全体との関わり、自分と他との関わり。

どちらかが、またはどれか一つが欠けても、美しさは成り立たない。

今、ここの一瞬を創り出すために存在している、すべて。

ここ最近、個人的なテーマである「分離と統合」という観念。

なぜ私たちは、「繋がっている」と嬉しいのか?

昔から、ふと脳裏に浮かぶ縄文土器やケルトの文様

また最近よく気になっている「13の月の暦」。

ぐるぐる渦を巻きながら、上昇しているイメージ。

直線のぶつ切りではなく、始まりも終わりも分らないようならせん状の何か。


そこから繋がるのが、去年1人で観にいった

ドキュメンタリー映画 「1/4の奇跡~本当のことだから~」

(ちょうど今、下北沢のTOLLYWOODというミニシアターで上映中みたいです。)

今この瞬間が奇跡だということ、いのちが全て繋がっているということ、

ひとりひとり違っているから 素晴らしいんだ、ということ!感謝の映画。

出演者の1人である、バイオテクノロジーの権威で筑波大名誉教授の村上和雄さんの著作、

「アホは神の望み」(サンマーク出版)

面白かったです。とても勇気付けられる内容。

純粋なアホでいられることは難しいね。

アホのフリならいくらでも出来るけれど。


大切な友人に、私のそらに太陽がやってきたよと伝えたら、

彼女が「たいようオルガン」という絵本を送ってくれました。

太陽の絵本にそらは大喜び!

声に出して楽しそうに読んでいます。

誰かの優しさがこんなにも誰かを幸せにする!

私にとっても、目からウロコという感じの絵本でした。

なんだかすごい、すごいぞ。 

爆発してる、そう、生命がいきいきと爆発してる!そんな感じ。

愛しい姪っ子や甥っ子にインスパイアされて創作することもある、と言った彼女。

創作するということはきっと、愛するということ


太陽からマンダラに繋がった?

そんなつれづれを想う、土曜日の昼下がり。

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